駐車場の新システム
2025-08-19 15:08:28

熊野白浜リゾート空港の無料駐車場が全国初のシステムを導入!

熊野白浜リゾート空港の新たな取り組み



和歌山県の熊野白浜リゾート空港が、全国で初めての無料駐車場向け『カメラ式入出庫管理システム』を導入しました。このシステムは、加えて無断駐車や長期放置車両の問題に取り組み、駐車場の適切な利用を促進することを目的としています。

取り組みの背景



全国的に無料駐車場では、長期的な不法駐車が増加し、地域の治安を脅かすケースが目立っています。特に地方や離島では、駐車場の本来の利用者が困る事態が発生しがちです。熊野白浜リゾート空港でも、他の駐車場同様に、不適切な利用が見受けられるようになりました。そこで、南紀白浜エアポートは昨年秋から、タイムズ24のシステム導入を決定しました。

カメラ式入出庫管理システムとは?



このシステムでは、駐車場の入口に設置されたカメラが車両のナンバーを自動的に読み取ります。これにより、入出庫時間や駐車時間、利用頻度などのデータをクラウド上で分析できるようになります。特筆すべきは、無料空港駐車場へのこのシステムの導入が全国初である点です。

利用状況に関するデータ



2025年の初めから五月までの利用状況を分析した結果、驚くことに、利用車両の約47%が飛行機に搭乗しない人のものであると判明しました。また、72時間以上の長期駐車を希望する際には事前に使用届を提出する必要がありますが、実際にこの条件を遵守している方はわずか20%にとどまっていることが分かりました。

今後は、さらなるデータ収集と分析を行い、適切に駐車場を利用してもらうための環境整備を行っていく予定です。また、「第二駐車場は搭乗者専用」と「72時間以上の駐車には使用届が必要」といったルールについて、より多くの方に認識していただくための取り組みも進めます。

第一駐車場のキャンペーン



熊野白浜リゾート空港には、最初の60分が無料で利用できるターミナルビル近くの第一駐車場もあります。こちらは220台収容可能な有料駐車場ですが、より多くの方にご利用いただけるよう、キャンペーン料金の導入も検討されています。

まとめ



南紀白浜エアポートとタイムズ24は、今後もお客様が安心して快適に空港を利用できるよう、駐車場の管理運営に尽力していきます。新しいシステムを活用することで、駐車場の混雑を緩和し、利用者が本来の目的でスムーズに駐車できる環境を整えていく考えです。これからの取り組みに期待しましょう。


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