ヒスパニックリーダーと和歌山
2025-01-23 09:06:21

米国ヒスパニック系若手リーダーが和歌山で日本文化を体験

2025年1月29日から2月4日まで、米国フロリダ州の若手ヒスパニックリーダーが日本を訪問します。今回の訪問は、外務省の支援の下、国際交流事業「カケハシ・プロジェクト」の一環で行われるもので、地域社会との交流を通じて日本文化への理解を深めることを目的としています。

このプログラムには、フロリダ州の大学生が合計4名参加し、東京都、神奈川県、そして和歌山県を訪れます。1月29日には日本に到着し、オリエンテーションを実施した後、1月30日には原宿や明治神宮の視察、TEPIA先端技術館の訪問、外務省への表敬訪問が予定されています。これにより、日本の最新技術や文化に対する理解を深める機会を持ちます。

一方、1月31日には和歌山県へ移動し、紀州蒔絵漆器の体験を通じて、日本の伝統工芸を学ぶ予定です。この体験では、漆器づくりの技法を学び、実際に手を動かして日本文化を身近に感じることができます。また、和歌山大学との学校交流や、和歌山県庁への表敬訪問も行います。

和歌山での滞在中、参加者はホストファミリーと共にホームステイをし、家庭生活を通じた日本文化の理解も深めます。2月1日にはホストファミリーとの歓送会が行われる予定で、家族との交流を通じて参加者は日本人の日常生活や価値観について学ぶ貴重な時間を持つことになります。

プログラムの最終日である2月4日には、これまでの学びをまとめるワークショップや報告会が予定されています。参加者は、学んだ内容を共有し、今後の国際交流の活動に活かすことが期待されています。

この一連の活動を通じて参加者は日本の政治、経済、社会、文化、歴史、外交政策などについての理解を深めることができ、その成果を故郷で広める役割を担います。また、日本に対する興味や理解を他人に発信していくことで、国際的な交流が一層深まることが期待されています。

本プロジェクトは、一般財団法人 日本国際協力センター(JICE)が実施団体として運営しており、国際理解促進のための多彩な活動を展開しています。参加者には、地域の魅力を再発見し、国境を越えた友好関係を築く上での大切な経験が提供されるでしょう。全体的に、このプログラムは文化交流を促進し、次世代のリーダーとしての資質を育成するための貴重な機会です。今後の彼らの活動に大いに期待したいところです。


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