さいたま市立常盤北小学校でファミマフードドライブが実施！食の教育を通じた地域貢献

地域貢献を体験する「ファミマフードドライブ」

ファミリーマート株式会社と埼玉県が連携し、さいたま市立常盤北小学校にて「ファミマフードドライブ」が開催されました。この活動は、食育の一環として地域社会に貢献することを目的としており、子どもたちにも参加していただくことで、食品ロスの問題への理解を深めることに繋がります。

食品寄贈式

食品の寄贈式が行われたのは2025年11月25日、さいたま市立常盤北小学校の校内です。この日には、校長の中田清人様をはじめ、埼玉県からは資源循環推進課長の今川知浩様、ファミリーマートからは埼玉リージョン部長の小畑圭亮様などが出席。地域の食品支援の取り組みに感謝の意を示しました。寄贈された食品は、児童が家庭で余ったり食べきれなかったりしたものを集めたもので、合計70点が届けられました。

教育プログラム

このプロジェクトでは、2025年9月に食品ロス削減の啓発プログラムが実施されました。埼玉県庁の職員やファミリーマートのスタッフが講師となり、全校児童約330名に対して食支援や食品ロスに関する授業を行いました。子どもたちはクイズ形式の内容にも積極的に参加し、真剣に授業を受ける姿が印象的でした。その後、各クラスではオンライン授業を通してフードドライブの概要や実施状況をさらに学ぶことができました。

食品集めの取り組み

ファミマフードドライブは、10月27日から11月17日までの約3週間、学校内に寄付受付BOXが設置され、児童とその家庭からの寄付を募りました。結果として、お菓子やレトルト食品などさまざまな113点が集まり、これらは地域の一人親家庭や、医療的な事情で働けない方々に届けられる予定です。このように、フードドライブを通して、地域との繋がりを深めています。

参加者の意識

子どもたちの中には、「フードドライブを通じて社会貢献を実感した」と語る児童もいれば、「食品ロスについて新たな気づきを得た」といった声も聞かれました。食べ物を無駄にしない大切さを学ぶことができ、今後の行動に生かしていく姿勢が窺えました。中田校長も「このような機会が、子どもたちの意識向上に貢献できることを期待したい」と述べています。

ファミリーマートの取り組み

ファミリーマートは「ファミマフードドライブ」を全国で展開しており、地域の食支援を行っている協力団体と連携しています。2025年10月末現在、実施店舗は約4,857店、協力パートナーは665団体にのぼり、地域社会に根づいた活動を展開中です。株式会社ファミリーマートの代表は、児童たちの積極的な姿勢と共に、多くの食品が寄贈されたことに感動したとコメントしています。