2040年の和歌山を描いた小中学生の想いが集結!

和歌山の未来を描く作文コンテスト



和歌山県では、新たな県政の指針として、2040年を見据えた総合計画が策定されることになりました。この計画のために県民と行政が共に未来像を考える一環として、小学校5・6年生と中学生を対象に「2040年頃の和歌山県」をテーマにした作文を募集しました。

この取り組みに参加したのは総計920点の応募作品。審査の結果、小学校高学年部門では最優秀賞1点、優秀賞5点、そして中学校部門でも最優秀賞1点、優秀賞5点の受賞者が決定しました。受賞作品からは、未来へ向けた子どもたちの熱い想いが伝わってきます。

小学校高学年部門の受賞作

最優秀賞に輝いたのは、和歌山大学教育学部附属小学校の6年生、林勇夢さんの「チーム和歌山」出動!という作品です。この作文では、仲間と協力して地域を活性化し、未来を築く姿が描かれています。

さらに、優秀賞には以下の作品が選ばれました。
  • - 「大人になったらこうなってほしい!和歌山!」 (和歌山大学教育学部附属小学校 5年生 大峯寧々さん)
  • - 「和歌山の魅力を利用して」 (同校 5年生 北山陽菜さん)
  • - 「優しい和歌山県」 (同校 6年生 神保妃那さん)
  • - 「地球を守り宇宙へつながる和歌山」 (智辯学園和歌山小学校 5年生 上村晃司さん)
  • - 「未来につなげ‼農業」 (智辯学園和歌山小学校 5年生 大谷碧惟さん)

これらの作品では、地域の魅力や環境問題への考慮、農業の持続可能性に関する具体的なビジョンが提案されており、未来に向けた希望が表現されています。

中学校部門の受賞作

中学校部門の最優秀賞に選ばれたのは、田辺市立高雄中学校の3年生、石橋雪乃さんの「バリアフリーな和歌山県」です。この作品では、すべての人が暮らしやすい社会を目指す姿勢が描かれており、意義深い内容となっています。

その他の優秀賞作品には次のものがあります。
  • - 「和歌山フルーツ大改革」 (和歌山県立桐蔭中学校 1年生 木本理沙さん)
  • - 「人と人とをつなぐ」 (同校 2年生 阿部真奈さん)
  • - 「環境にやさしいまち和歌山」 (同校 3年生 小山直美さん)
  • - 「夢あふれる和歌山」 (和歌山県立日高高等学校附属中学校 3年生 哉原圭登さん)
  • - 「私が描くわかやまってこんなまち」 (田辺市立東陽中学校 1年生 嶋中来夢さん)

これらの作品からは、多様性を尊重しながら、地域の活性化や環境意識の向上に対する思いが強く感じられます。

未来への希望

今回の作文コンクールは、未来を担う世代の生の声を知る良い機会となりました。和歌山の未来を描く彼らの視点は、私たち大人が見落としがちな視点を照らし出してくれます。今後の和歌山がどのように発展していくのか、子どもたちの提案がその一助となることを期待したいです。

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