檸檬会が埼玉県で新たな研修を開始、障がい福祉事業を拡大

檸檬会による新たな研修プログラムの登場

社会福祉法人檸檬会が、埼玉県において「サービス管理責任者等基礎研修」を開講することが決まりました。この研修は、障がい福祉サービスやその提供において必要な知識とスキルを持つ人材の育成を目的としています。檸檬会は、全国で78施設92サービスを展開し、保育事業や障がい福祉事業を手掛けており、特にこの分野では長年の運営経験をもとに質の高い研修が期待されています。

研修の目的と内容

本研修では、サービス管理責任者や児童発達支援管理責任者を養成することで、支援の質を確保し、より良い福祉サービスを提供することを目指しています。研修は令和7年2月1日から2月14日まで申込みを受け付け、全国各地からの参加が可能です。また、オンラインカリキュラムが用意されているため、時間や場所に拘束されることなく、受講者が自分のペースで学習を進められます。

研修コースの詳細

今回の研修には2つのコースがあります。Aコースでは、共通講義や専門講義、さらにライブ演習を通じて、より深い理解と実践的なスキルを身に付けることが可能です。受講料は36,000円となっており、障がい福祉に関する基礎知識を初めて学ぶ方にも最適です。

一方、Bコースでは、専門講義と演習にフォーカスし、受講料は30,000円です。このコースは、すでに相談支援従事者初任者研修を修了している方を対象としており、共通講義は免除されています。

申込方法とスケジュール

受講の申し込みは2月1日から14日まで受け付けています。申込後、書類提出期限が2月17日となり、共通講義や専門講義のeラーニングは2月8日から28日の間に行われます。その後、3月1日にはZoomを通じたライブ演習が予定されています。

檸檬会の特筆すべき活動

檸檬会は、令和5年度より東京都の「保育士等キャリアアップ研修」の指定事業者に選ばれており、既に多くの実績を持つ組織です。今回は埼玉県で新たに研修事業を拡大し、障がい福祉分野にも注力していく方針です。

また、檸檬会は「教育と福祉の総合コミュニティソーシャルインクルージョンヴィレッジ」というプロジェクトを進めており、障がい者支援のためのさまざまなサービスを展開しています。このヴィレッジは、教育や福祉が一体となった地域密着型のサポートを目指し、地域の皆が共に成長できる環境を構築するつもりです。