本マグロ初出荷!
2025-05-15 14:30:43

くら寿司が新たに本マグロの委託養殖を開始し、初出荷を実現!

くら寿司が手掛ける本マグロの委託養殖、初出荷!



回転寿司チェーンの「くら寿司」が新たな挑戦として、子会社の「KURAおさかなファーム」を通じて本マグロの委託養殖を開始しました。2023年8月から生産が進められ、ついに初めての出荷を迎えました。この本マグロは、今月下旬にオープン予定の「無添蔵中目黒店」などで寿司ネタとして食卓に並びます。

魚価高騰と持続可能な漁業への挑戦



近年、魚介類の需要が急増し、その結果として魚価の高騰や燃料費の上昇、さらには漁業従事者の減少といった問題が浮上しています。このような課題に対処するため、くら寿司は10年以上前から国内の漁業を支える取り組みを実施してきました。

その一環として、2021年に設立された「KURAおさかなファーム」は、水産業に特化した企業として、全国の生産者と協力しながら委託養殖や自社ファームでの養殖を進めています。とりわけ、今回の本マグロは国際的に管理された漁獲規制のもとで生産を行っており、その養殖の難しさにも挑戦しています。

本マグロをより身近に



本マグロの養殖には多くの課題がある中、くら寿司はその資源を守りつつ、安定した供給を目指しています。KURAおさかなファームは、生産者への全量買い取りを約束し、プロの育成と魚の養殖に専念する環境を整備しました。このことにより、品質の高い魚をリーズナブルにお届けできる体制が整い、消費者の皆様により良い寿司体験を提供します。

今後、東京を中心とした関東圏の約50店舗でも本マグロを導入し、さらなる販売を行う予定です。

持続可能な漁業の未来へ



「KURAおさかなファーム」は、サステイナブルな漁業の発展を目指しています。オーガニック養殖やAI、ICTを活用したスマート養殖の導入により、生産者の労働環境の改善や収入の安定化を図っています。これにより、地域の漁業を支え、次世代を担う若者の雇用機会の創出にも貢献することを目指しています。

また、くら寿司の取り組みは、持続可能な仕入れを実現すると共に、地方の活性化を支援する役割も果たします。今後も安定した供給とコスト管理を行い、リーズナブルで高品質なお寿司の提供を続けていく所存です。

このように、くら寿司が展開する本マグロの委託養殖は、ただの新商品ではなく、日本の漁業の未来を支える重要な取り組みでもあるのです。ソーシャルな視点からも注目されるこのプロジェクト、ぜひお店でその味をお楽しみください。


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