災害に備える観光業の未来
和歌山県はその豊かな自然が魅力の観光地ですが、近年の自然災害から観光客や地域の安全を守るための対策が不可欠です。県内での自然災害の発生が増加する中、観光業界にも影響が及んでいます。そのため、観光業者を対象とした災害への対応力を向上させる研修会が開催されることになりました。
研修会の詳細
日程は2023年1月21日(水)に紀北で、続いて1月22日(木)に紀南で行われます。それぞれの会場で、観光事業者が直面する風水害をテーマにした講義とワークショップが行われ、参加者は実践的な知識を得ることができます。これにより、日常の備えや体制の構築が進み、観光客に対する安全対策の向上を目指します。
実施日程
- - 紀北開催: 2023年1月21日(水)13:30~17:00
会場: 和歌山県自治会館2階 大会議室
(和歌山市茶屋ノ丁2-1)
- - 紀南開催: 2023年1月22日(木)13:30~17:00
会場: SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE 6階 コンベンションホール
(白浜町1821)
共催団体
この研修会は、和歌山県、和歌山県観光連盟、紀伊半島外国人観光客受入推進協議会、そして気象庁和歌山地方気象台の共催により実施されます。各団体が協力し、地域の観光業を支えるための重要な取り組みです。
参加対象
この研修会は、市町村の関係者やDMO、観光協会、観光関連事業者、また語り部(ガイド)など、観光に関わる幅広い層の方々を対象としています。災害対応についての知識を得ることで、観光客を安全に受け入れるための体制が整備されます。
プログラムの内容
研修プログラムは二部構成となっており、最初の部では観光コミュニティ学部の教授である鍵屋一氏による講義が行われます。彼は過去の事例や実際の事例を通じて、災害時に求められる心構えや観光客への対応方法について解説します。
続く第二部では、和歌山地方気象台がファシリテーターとなり、参加者同士での意見交換を行います。大雨予報などに対する適切な対応のための事前準備や、予報が変化した場合の行動計画を話し合うことで、参加者は新たな気づきを得ることができます。これにより、防災意識が高まり、今後の防災訓練などの取り組みを促進します。
お申込み方法
参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。公式チラシに記載された二次元コードをスキャンしてお申し込みいただけます。また、二次元コードを利用できない場合は、チラシ裏面の「参加申込書」をご利用ください。
研修会を通じて、和歌山県の観光業はさらに強固なものとなり、観光客の安全を守るための知識とスキルを身につけることが期待されています。観光業の発展と地域の安全を両立させるための一歩を、この研修会で踏み出しましょう。ぜひお見逃しなく!
【お問い合わせ】
和歌山県地域振興部観光局観光交流課
TEL:073-441-2787