築野オレオ受賞
2025-10-30 09:30:46

和歌山の誇り!築野オレオケミカルズが発明協会賞を受賞

和歌山の誇り!築野オレオケミカルズが発明協会賞を受賞



和歌山県の伊都郡に本社を置く築野グループ株式会社の子会社、築野オレオケミカルズ株式会社が、令和7年度の近畿地方発明表彰において、和歌山県発明協会会長賞を受賞しました。この栄誉ある受賞は、同社の開発した「低粘度、高引火点の金属加工油基油」に対する評価が高まった結果です。

表彰式の詳細


表彰式は2025年11月13日(火)に、ホテルグランヴィア和歌山で行われます。ただし、当日は受賞者および関係者のみが参加する形式となります。受賞者は築野卓夫、山本弥、中島晃の三名で、その功績が称えられます。

近畿地方発明表彰とは


近畿地方発明表彰は、地方の科学技術の向上と地域産業の振興を目指しており、大正10年から続く伝統ある制度です。全国を八地方に分けて優秀な発明や考案、意匠を発表した方々を顕彰し、発明に尽力した指導者や奨励者も含まれます。この表彰を通じて、地域の発展に貢献する方々の努力を讃えています。

築野のオレオケミカル事業の歴史


築野グループのオレオケミカル事業は1960年に始まり、以来半世紀以上にわたり成長を続けています。主にこめ油の精製過程で得られる副生成物を用いて、脂肪酸やその誘導体の製造を行っています。また、1990年代からは使用済み食用油のリサイクルにも取り組んでいます。この取り組みは、環境に配慮した事業運営としても高く評価されています。

築野グループの概要


築野グループは1947年に和歌山県で創業しました。「米ぬか」を健康と美の象徴とし、その有効利用を推進しています。設立から長い歴史を持つ企業として、未利用や低利用の材料を循環型で有効利用する事業に注力しており、地域社会にも貢献しています。

まとめ


今回の受賞は、築野オレオケミカルズが培ってきた技術とその成果を改めて評価されたものです。今後もこれまで以上に技術革新を進め、地域社会や業界全体の発展に寄与することが期待されます。受賞を機に、より多くの人々にその取り組みを知っていただけることを願っています。


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