築野グループの栄光
2025-02-26 17:14:15

和歌山で輝く!築野グループの発明賞受賞の軌跡と未来

和歌山で輝く!築野グループの発明賞受賞の軌跡と未来



2月18日、和歌山県庁で行われた令和6年度和歌山県発明考案表彰授賞式において、築野グループ株式会社が二つの栄誉ある賞を受賞しました。受賞したのは、築野オレオケミカルズ株式会社の発明賞と、築野ライスファインケミカルズ株式会社の創意工夫功労賞です。いずれも、革新的な技術によって新たな産業の発展に寄与することが期待されています。

受賞内容と背景



発明賞


築野オレオケミカルズ株式会社が受賞した発明賞の内容は「低粘度、高引火点の金属加工用基油の開発」です。この技術は金属加工においての生産性と安全性を劇的に向上させるものであり、環境に負荷をかけずに効率的な作業を可能にします。担当したのは山本弥中と中島晃の二氏で、彼らの専門的知識と情熱が実を結んだ結果です。

創意工夫功労賞


もう一方の受賞、築野ライスファインケミカルズ株式会社の創意工夫功労賞は「米ぬか由来の鉱物(マグネシウム)の抽出法の確立とその用途開発」に対するもので、受賞者は木村好伸、中村紀夫、森田尚宏の3名です。これにより、米ぬかが持つ潜在的な価値が広く認識され、持続可能な資源利用の重要性がさらに高まりました。

和歌山県発明考案表彰の意義


和歌山県発明考案表彰は、県が主催し、優れた発明や考案を表彰することで、地域の科学技術の向上と産業振興、さらには民生活の向上を図るイベントです。これを運営することで、発明や考案に対する意識を高め、地域の文化と産業を豊かにすることを目指しています。

築野グループの事業モデル



築野グループ株式会社は、米ぬかの有効利用を通じて健康と環境に貢献する企業として知られています。設立は昭和22年、以来70年以上、米ぬかを起点に「こめ油製造」「ファインケミカル」「オレオケミカル」の3つの事業を展開しています。これにより地元の農業と連携し、無駄をなくすサステナブルなビジネスモデルを構築しています。

例えば、こめ油は健康食品としての需要が高まり、化粧品や医療用途にも広く使われています。廃棄物を最小限に抑え、リサイクルを推進することが、今後の企業成長の重要な鍵です。特に、オレオケミカル事業では廃食用油のリサイクルを行い、資源の有効活用に励んでいます。

今後の展望



築野グループは今後も、地域資源を最大限に活かしながら、持続可能な開発目標(SDGs)を念頭に置いて事業を推進していきます。特に、環境負荷の低減を意識した生産方法をさらに進化させ、県民や消費者にとって価値のある製品とサービスを提供することを目指しています。これからの築野グループの活動に、ぜひご注目ください。

詳しい情報は、築野グループ公式サイトをご覧ください。


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