和歌山県工業技術センターが自主化を促進するセミナーを開催

在りし日の自動化・省力化セミナー



和歌山県工業技術センターでは、企業のものづくりに寄与すべく、自動化と省力化をテーマにしたセミナーを開催しました。このセミナーは、デジタル技術やロボットを活用した業務効率化のハードルを下げる貴重な機会と位置づけられており、多くの企業にとっては新たな挑戦となるでしょう。

開催概要


  • - 日時: 令和7年11月7日(金)13:30~17:00
  • - 場所: 和歌山県工業技術センター 研究交流棟6階 紀ノ川テクノホール
  • - 参加者: 12社から22名が参加

講演内容


本セミナーでは、2つの講演が行われました。まず1つ目の講演では、岡田研磨株式会社の専務取締役、岡田雄太氏が登壇しました。彼は、中小製造業が自ら進めるDX(デジタルトランスフォーメーション)や内製化、AI活用の取り組みを発表し、実際に企業でどのようにそれを実現したのかについて具体例を交えながら詳しく解説しました。

2つ目の講演は、オリエンタルモーター株式会社から池見隆史氏によるもので、自社で導入できる産業用ロボットの紹介が行われました。参加企業が自ら積極的に生産工程に活用できるよう、ロボット導入の第一歩として、具体的な利用シーンや手法について説明がありました。

参加企業の反響


今回のセミナーには、製造業の関係者が多く参加しており、彼らの熱心な質問や意見交換が印象的でした。参加者からは、「自社の業務に直結する具体的な情報が得られた」との声が上がり、特にAIやロボット技術の応用に強い関心が寄せられました。このような有意義な情報交換の場を通じて、企業間の連携を深めることができるのも、このセミナーの魅力の一つと言えるでしょう。

さらなる取り組み


和歌山県工業技術センターは、今回のセミナーを通して、企業の要望に応じた技術的支援を継続的に提供していく方針です。他にも様々なセミナーや講座が用意されており、参加者には有意義な情報が得られる機会が多く設けられています。参加を希望される企業様は、人数に限りがあるため、早めに申し込みを行うことをお勧めします。

まとめ


今回の自動化・省力化セミナーは、和歌山県内のものづくり企業において新たな可能性を引き出す素晴らしい機会となりました。技術の進化が進む中、企業がこれまでの枠を超えた取り組みを行うことで、より効率的で生産性の高い未来が築かれることでしょう。興味を持たれた方は、ぜひ次回のセミナーにも参加していただき、最新技術に触れることで、自社の技術革新に向けた第一歩を踏み出してみてください。

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