「いのち展」体験
2025-05-05 13:00:21

万博で心に響く「いのち展」空海の祈りと曼荼羅の融合体験

空海の祈りと生命の曼荼羅が横断する「いのち展」



2025年に開催される大阪・関西万博で、特に注目の企画として「いのち展」があります。この展示は、和歌山ゾーンで行われ、空海の名が冠された作品が展示される予定です。本展のテーマは「存在のはじまり」。空海直筆の梵字や胎蔵界曼荼羅、さらにはスウェーデンの科学写真家レナート・ニルソンによって捉えられた生命誕生の瞬間を融合した、現代ならではの曼荼羅表現です。

「いのち展」は、生命や存在をテーマにしたアートで、特に気になるのは、実際の受精卵が着床した瞬間の写真が使用されている点です。このような視覚的な要素を用いることで、来場者は生命の神秘に直面することになるでしょう。

展示の特長


展示では、以下の三つの要素が組み合わさった構成が特徴です。

  • - 梵字:宇宙の声を写す神聖な文字です。
  • - 曼荼羅:慈悲のエネルギーを可視化した仏たちの宇宙地図として機能します。
  • - 生命写真:私たちの原初の記憶にふれさせる胎内の実写です。

この展示は、見えない“いのち”の本質に形を与えることを目指し、観る人に深い「感じる体験」を提供します。万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」とも調和し、来場者に共鳴する体験を提供することを約束しています。

万博内での連携プログラム


「いのち展」は、万博開催期間中に他の主要プログラムとの連携も視野に入れた展開を予定しています。

  • - 関西パビリオン和歌山ゾーン内特別展示エリア:2025年5月6日から一般公開が始まります。
  • - 日本国際芸術祭での出展:2025年6月30日から7月6日まで、ジャパンデーにて、公式展示の一環として再構成されて展示されます。
  • - アート体感イベント「LIFEいのち with スーパーキッズ・オーケストラ」:2025年9月27日にEXPOホール「シャインハット」で開催され、アート作品と音楽とのコラボレーションが展開されます。

これらを通じて、万博全体で「いのち」の価値を広める取り組みが行われる予定です。

展示概要


  • - 展名:いのち展《存在のはじまりへ──空海の祈りといのちの曼荼羅》
  • - 会期:2025年5月6日から一般開放
  • - 会場:大阪・関西万博、関西パビリオン「和歌山ゾーン」
  • - 主催:ARTとSATORI実行委員会(事務局:一般社団法人Feel&Sense)

「ARTとSATORI」の理念


「場」と「作品」、そして「観る者」──この三つが響き合うことで生まれる瞬間こそが、私たちが目指すアートです。「いのち」に深く触れることで、存在の根源に立ち返る体験を得ることが期待されます。

この貴重なアート体験を通じて、“いのち”の美しさと神秘を再確認するきっかけとなるでしょう。万博の開催が待ち遠しいですね。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: 万博 空海 いのち展

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。