和歌山県では、令和5年度の食品表示推進者育成講習会が実施されます。この講習会は、県内の食品事業者を対象にしたもので、食品表示に関する正確な知識の習得を目的としています。正しい表示を理解することは、事業者にとって非常に重要であり、消費者の信頼を得るためにも不可欠な要素です。
この講習会は、県内の様々な場所で開催され、各日にそれぞれ定員が設けられています。特に新宮、和歌山、湯浅などの地域で行われる講習会では、参加希望者が正しい食品表示の知識を深める良い機会となっています。各会場の詳細は以下の通りです。
- - 新宮(11月16日):東牟婁振興局 大会議室 / 定員 50名
- - 和歌山(11月21日):和歌山県民文化会館 特設会議室 / 定員 100名
- - 湯浅(11月29日):有田振興局 大会議室 / 定員 60名
- - Web(12月1日):Microsoft Teams / 定員 100名
- - 岩出(12月5日):那賀振興局 大会議室 / 定員 60名
- - 田辺(12月11日):西牟婁振興局 大会議室 / 定員 80名
特に注目すべきは、Web形式での受講が可能な点です。この場合、フレキシブルに参加できるため、忙しい業務の合間をつけて学ぶことができます。ただし、Web参加者には修了証書等の配布が行われないためご了承ください。
この講習会では、講義内容も多岐にわたります。具体的には、食品表示に関する法令の解説や、最近の表示基準の改正点についても触れられます。また、食品表示法に基づく表示の基本に関して、生鮮食品や加工食品の詳細解説も行われる予定です。特に原料原産地や遺伝子組換え、食品添加物、アレルゲン等の重要な情報について学ぶことができ、実践的な知識が身につきます。
参加対象者は、和歌山県内で食品関係の事業を営む方々、すなわち製造、加工、小分け、輸入、販売、卸業者等の関係者が中心です。なお、同一企業からの複数名参加は制限されているため、初めて講習会に参加する事業者が優先される場合があります。これにより、多くの情報を持つ人材育成が推進されます。
申し込み方法は対面形式とWeb形式で異なります。対面形式では、指定の講習会申込書を県庁食品・生活衛生課にFAX、郵送、またはメールで送信する必要があります。電話での申し込みは受け付けていません。Web形式の場合は、指定のURLまたはQRコードから申し込むことが可能です。参加申し込みの締切は、各会場開催日の7日前までとなっていますが、定員に達し次第、締切られるため早めの申し込みを推奨しています。
この講習会は無料で受講できるという魅力もあり、多くの食品事業者にとって貴重な学びの機会となることでしょう。和歌山の食品産業を支えるために、自らの知識を深め、さらなる発展を目指しましょう。
詳しい情報や申し込みについては、和歌山県庁の食品・生活衛生課へ直接お問い合わせください。電話やメールでの問い合わせも受け付けており、丁寧に対応してくれることでしょう。