香港から日本へ、梅酒の新たな冒険
和歌山県みなべ町にある自家農園で栽培された南高梅を使用した「みなべクラフト梅酒」が、東京の人気ジャパニーズレストラン「CENSU TOKYO」とカクテルバー「Quarter Room」をブランドアンバサダーに迎えることになりました。両店舗はそれぞれ、香港での成功を収めた「CENSU」と、独自のアートとカクテルが融合した「Quarter Room」です。
梅酒の新しい楽しみ方
このコラボレーションは、ただの宣伝ではありません。両店は和歌山の梅酒を利用して、新しい料理やカクテルを創作し、ゲストに独自の体験を提供します。新たに生み出される梅酒メニューやイベントは、業界全体への影響を与えると期待されています。
みなべクラフト梅酒は、「新しい発想で自由に、変化を楽しむ梅酒を作りたい」という志を持つ高田氏によって創設されました。梅酒の文化と伝統を守りつつ、クラフトマンシップを持って新たなニューノーマルな梅酒の価値を創造することを目指しています。
特色ある店舗の紹介
「CENSU TOKYO」は、香港で人気の居酒屋スタイルのレストランです。日本の料理とその文化を味わえる場として、多様性あふれるメニューを提供しています。オーナーの金須郁幸氏は、フレンチレストランでの修行を経て、2023年に「CENSU TOKYO」をオープンしました。
また、「Quarter Room」の野村空人氏は、ロンドンのバーでの経験を経て、自らのスタイルを確立しました。アートをテーマにしたカクテルメニューを提案し、空間をアートギャラリーのような感覚に仕上げています。
新しい梅酒の形
今回のコラボレーションでは、みなべクラフト梅酒を使用したスペシャルメニューが登場する予定です。また、梅酒を主役にしたユニークなイベントも計画中で、参加することで新しい楽しみ方を発見できる機会となるでしょう。
高田氏は、両ブランドの豊かな経験を活かし、新たな梅酒の未来を創造することができると信じています。地域に根ざしたブランドが、国内外での梅酒文化の発展に寄与することが期待されます。
みなべクラフト梅酒の歴史
和歌山県みなべ町は、日本有数の梅産地で、特に南高梅はその品質で知られています。みなべクラフト梅酒は、この南高梅を自家栽培し、地域の文化を大切にしています。近年では、ポップアップイベントやECサイトを通じて、みなべクラフト梅酒を国内外に広めています。
9月には、学芸大学にフラッグシップ店「MINABE CRAFT UMESHU Liquor Boutique」のオープンも控えており、さらなる期待が寄せられています。
年々拡大する梅酒市場で、みなべクラフト梅酒がどのように展開されるのか、今から楽しみです。新しい料理やイベントを通じて、皆様も梅酒の新しい魅力を体験してみてはいかがでしょうか。