和歌山市駅で特別な一日！小学6年生の引網さんが駅長に就任

和歌山市駅で特別な一日！

2023年2月15日（土）、和歌山市立伏虎義務教育学校の小学6年生、引網惟斗さんが南海電鉄の和歌山市駅で一日駅長に就任する特別な体験を行いました。この日は、まだ冷たい空気の中、引網さんの夢が一歩近づく瞬間となりました。

最優秀作品賞の栄誉

引網さんは、全国規模で行われた「第18回『私とみんてつ』小学生新聞コンクール」において、最優秀作品賞である文部科学大臣賞を受賞した経歴があります。彼の作品『南海電鉄新聞』には、南海電鉄沿線の歴史や地域のまちづくり、加太線の車両について詳しく描かれています。この優れた作品が評価され、今回の駅長任命に至った背景には、彼の深い思いや熱意があるのです。

特別な一日が始まる

和歌山市駅での就任式は、引網さんとそのご家族、そして地元教育機関の校長先生、駅長も参加し、温かい雰囲気に包まれました。式典では、引網さんが自らの言葉で一日駅長としての思いやこれからの目標を語り、参加者全員からの祝福の言葉が送られました。駅長の椅子に腰かける姿や、普段歩けない場所を歩く光景は、本当に特別なものです。

体験内容

当日のプログラムは充実しており、引網さんは構内放送を行ったり、特急ラピートの運転士や車掌を体験するなど、まるで本物の駅長になったかのような貴重な時間を過ごしました。特急券窓口での仕事体験や、券売機の裏側見学なども行い、南海電鉄の働きを肌で感じることができました。この体験を通じて、彼は自分の夢をより具体的に描くきっかけとなったことでしょう。

地域とのつながり

引網さんはこの経験を通じ、和歌山の地域とのつながりを再確認したようです。彼の作品にも描かれている、南海電鉄が地域の歴史や文化と深く関わり合っていることを改めて実感したのではないでしょうか。南海電鉄の社員たちも、この特別な一日を通じて、子どもたちに夢や希望を与える存在としての自覚を新たにしたと思います。

未来へ向かって

この日は単なる就任式ではなく、引網さんにとって大きな成長の一歩を促す機会となったことは間違いありません。今後、彼が南海電鉄を通じて地域に貢献し、夢を追い続ける姿をぜひ応援したいですね。南海電鉄・和歌山市駅の未来に向けて、彼の冒険がどんな形で実を結ぶのか、楽しみでなりません。そんな夢あふれる一日を過ごした引網君に、心から拍手を送りたいと思います。