檸檬会が誇るソーシャルインクルージョンヴィレッジが特別な賞を受賞
社会福祉法人檸檬会が運営する「ソーシャルインクルージョンヴィレッジ」が、先日発表された「第35回緑の環境プラン大賞」で国土交通大臣賞を授与されました。このプランは、地域のコミュニティの活性化や人と自然が共生する環境作りに寄与するもので、特にシンボル・ガーデン部門での受賞が光ります。
この賞は、公益財団法人都市緑化機構と第一生命財団が主催し、地域の重要な緑化プロジェクトに助成金が支給されるという重要な意味を持っています。
ソーシャルインクルージョンヴィレッジとは?
ソーシャルインクルージョンヴィレッジは、奈良県三郷町に位置し、大学跡地を活用した教育と福祉の総合コミュニティです。その理念は、「ここで働き、学び、遊び、暮らす。すべての人が躍動できる社会」というもので、障がいを持つ方々の就労支援や教育機関の設立など、幅広いサービスを提供しています。
これからも、2025年3月20日には関西初のおもちゃ美術館「奈良おもちゃ美術館」が開館予定で、さらなる発展が期待されています。おもちゃ美術館に隣接する施設には、障がいのある方が共に働ける「いんくるれすとらん」がオープン予定です。
受賞した緑化プランの詳細
受賞作品である「インクルージョンなプレイガーデン」は、年齢や障がい、国籍に関係なく多様な人々が集まる新たな交流の場を目指しています。緑化プランには、香りを楽しむハーブの植栽や、緑と一体化した遊具の設置が含まれ、ピクニックやイベント、撮影を楽しむための創意工夫が施されています。
このプレイガーデンは、2025年3月頃の完成を目指しており、多世代、多国籍の交流の場として、さまざまなイベントが予定されています。檸檬会の就労継続支援事業所「レイモンドマネジメント」が維持管理を行い、障がい者の雇用の創出を進めていきます。
檸檬会の多様な事業
檸檬会は、保育施設や英語教育、子ども向けの放課後児童クラブなど、67の施設を運営。さらに、障がい福祉事業として、児童発達支援や就労支援も展開しています。「なんだろうのその先へ」を合言葉に、自己主導型の学びを提供し、様々な社会課題の解決を目指しています。
檸檬会の活動を通じて、多くの人々が手を取り合い、共に生きる社会が形成されることを期待しています。社会福祉法人檸檬会も、今後ますます注目を集める存在となるでしょう。