和歌山城前に新たなみかんの魅力を発信するカフェオープン

2025年の11月27日、和歌山市の洪水前線ともいえる歴史的なスポットである和歌山城の近くに、「みかんの木和歌山城前店」がグランドオープンします。この店は、和歌山有田で6次産業として柑橘の生産や加工・販売を行っている伊藤農園が手掛けた新たなカフェであり、県外からの観光客や地元の人々に地元産のみかんや柑橘類の本来の味を楽しんでもらう目的で設立されました。

オープンの背景

「みかんの木」の1号店は、2024年4月に有田市にオープンし、その後多くのお客さんに親しまれてきました。特に、県外から訪れる車が目立つ中で、地元の人々だけでなく、全国各地からの訪問客に有田みかんの美味しさを感じてもらうことができたのです。この様子は、伊藤農園のスタッフにとって大きな励みとなり、和歌山城前での出店の機会を得た際に、「ここでも多くの人に材質のこだわりや魅力を伝えたい」と考えるようになりました。

店舗のコンセプト

新しい店舗のインテリアは、有田の段々畑を思わせるデザインを採用しています。店内は自然光が優しく差し込み、オレンジの色彩が映えるあたたかみのある雰囲気が漂っています。普段の生活の中で、段々畑に広がるみかん畑の景色を思い出させる空間となっています。

メニューの紹介

提供される料理はすべて和歌山産の柑橘を使用しています。例えば、人気の「BLMバーガー」（1,380円）はベーコン、レタス、みかんを使った特製のハンバーガー。さらに「わかやまバーガー」（1,980円）は、有田みかんと熊野牛100%のパティを使用した贅沢な一品です。

また、「みかんオムライス」（1,380円）や「有田みかんのプレミアムパフェ」（1,680円）など、さまざまなスイーツやドリンクも用意されています。特に、100%のピュアジュースは、果肉を贅沢に使用しており、素材そのままの味を楽しむことができます。