レジ袋有料化から6年、エコバッグが生活に定着
2020年7月に始まったレジ袋の有料化から、早くも6年の歳月が流れました。この期間の中で、日本全国でエコバッグの利用が急増し、現在では約92%の人々が日常的にエコバッグを使うようになっています。環境意識の変化を感じ取った消費者たちは、レジ袋に依存しない新しい買い物スタイルを確立しました。
レジ袋購入の実態
最近の調査結果によると、レジ袋を購入しないという人が82.6%を占めています。驚くことに、レジ袋を購入する際に抵抗感を感じている人は43.5%に上るとのことです。これまでの買い物の常識を見直し、必要のないレジ袋は買わないという風潮がうかがえます。さらに、レジ袋を時々購入する人はわずか11.9%にとどまり、ほぼ毎回購入するという人は2.2%だけと、実質的には2割弱に過ぎません。
エコバッグへの移行
「レジ袋有料化がもたらした変化」について尋ねると、77.9%の人々が「エコバッグを利用するようになった」と回答しました。また、自宅からレジ袋やビニール袋を持参する人も31.4%おり、袋を持たずにそのまま商品を持ち帰る回数も増加しているとのことです。この結果は、レジ袋に頼らない新しい買い物スタイルが広く受け入れられていることを示しています。
環境保全の実感
環境保全に対する意識も高まっています。「効果があったと思う」とする人が25.7%、やや効果があったと感じている人が36.2%で、合計して61.9%が環境保全への効果を実感しています。特に60代以上の世代では71%が効果を実感している一方で、若い世代では5割台という違いも見られました。年代によって環境保全への効果に対する受け止め方が異なることがわかります。
エコバッグ使用のきっかけ
エコバッグを普段から使用している人の92.2%が、現在エコバッグを利用していることがわかりました。さらに、その中で51.7% が「レジ袋有料化をきっかけに使い始めた」と回答。約半数以上が制度導入によってエコバッグの使用を始めたことが明らかになっています。これにより、レジ袋の有料化がエコバッグ利用の広がりを助けたことが伺えます。
消費者購買行動の変化
今回の調査は、株式会社mitorizが実施したものであり、3,004人の消費者を対象に行われたものです。今後もこのような取り組みを通じて、私たちの買い物習慣がどのように変わっていくのか注目していきたいと思います。
このように、レジ袋の有料化は単なる法令の施行にとどまらず、社会全体の意識や行動に大きな影響を与えています。エコバッグが日常生活に溶け込む中で、私たちは環境を守るための一歩を踏み出したと言えそうです。