IWAMOTOとMAX工業の新たな提携
和歌山に拠点を持つ株式会社IWAMOTOが、福岡県に本社を構える株式会社MAX工業との間で、狭小空間点検ドローン「IBIS2」に関するSilver Partner契約を締結しました。この新しい提携により、IWAMOTOは近畿エリアを中心に、点検サービスの強化を図ります。
Silver Partner契約とは
IWAMOTOとMAX工業の契約は、2026年6月15日付で締結されました。IWAMOTOは、MAX工業からの支援を受けて、IBIS2を使用した点検サービスを提供することを目指します。これにより、国産ドローンを活用した安全で効率的な点検手法を地域のお客様に提供できるようになります。
提携の背景
近年、老朽化が進むインフラやプラント設備の管理が大きな社会的課題となっています。特に、屋内や狭小、暗所、GPS非対応の環境での点検業務において、効率性と安全性の向上が求められています。
IWAMOTOは100年以上にわたり石油・ガス関連施設の保守点検に携わってきた実績があり、2021年からは国産ドローンの販売と導入支援に乗り出しました。MAX工業もまた、官公庁や法人向けへの「IBIS」シリーズの導入支援を行っており、2026年1月にLiberawareと「Gold Partner」契約を結ぶなど、強力なネットワークを築いています。
具体的な取り組み
契約内容には以下の2つの重要な取り組みが含まれています:
1.
点検サービスの提供
IWAMOTOが所有するIBIS2を活用し、狭小空間における点検サービスを提供します。IWAMOTOの専門知識を生かし、現場に応じた点検計画の策定から、映像データの活用方法までの一貫したサポートを行います。
2.
実践操作講習の実施
IWAMOTOは自社施設「イワモトドローンスクール」に、狭小空間をシミュレーションする専用のフライト講習エリアを設け、新たに実践的な操作講習を開始します。実機を用いた講習では、ホバリングや姿勢制御、緊急時対応の技術を、経験豊富なインストラクターの指導のもとで学ぶことができます。
ドローン「IBIS2」の特長
「IBIS2」は、狭隘で暗闇の中でも点検が可能な世界最小級の国産ドローンです。本体サイズは約20cm角、重さはたった243gと非常に軽量・コンパクト。最大飛行時間は12分で、直径50cm程度の配管内でも飛行が可能です。また、独自開発のエクステンションアンテナにより無線通信が可能で、タートルモードを搭載しており、電波が届きにくい環境でも帰還率が向上します。
代表者のコメント
IWAMOTOの代表取締役、岩本勉は「私たちは100年以上にわたって石油・ガス関連施設の点検に取り組んできました。狭い場所での点検は依然として大きな課題です。この新たな契約により、より安全で効率的な点検手法を地域のお客様に提供していきたい」と述べました。
一方、MAX工業のCEO、宮原辰光は「IWAMOTOとの提携は近畿エリアにおける業務を大きく前進させます。この協力を通じて、国産ドローンの安全な運用を広げていきます」とコメントしました。
この新たな提携が、双方の企業にとって実り多いものとなることが期待されています。今後の展開が待たれるところです。