障害の理解・啓発ポスターコンクール
和歌山市で、障害の理解と啓発を目的としたポスターコンクールが実施されます。このイベントは、障害の有無に関わらず、誰もが快適に住める社会を築くための重要な取り組みです。近年、障害に対する理解や配慮が求められるようになり、本コンクールではその目的が明確に込められています。
今年度のテーマについて
令和7年度は、『ヘルプマーク部門』と『肢体障害者への配慮部門』の2つの部門に分かれ、作品が募集されます。
ヘルプマークとは?
ヘルプマークは、義足や人工関節を使用する方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、見た目では支援が難しい方々が周囲に支援を求めるためのシンボルです。このマークを掲示することで、他者からの理解と配慮を得やすくなります。特に、身体的に支援が必要な方がそのことに対する理解を得られることが期待されています。
肢体障害とは?
肢体障害は、手足や体幹が病気やケガによって機能しづらくなった状態を指します。さまざまな原因によって発生し、個々の状態によって程度や部位は異なります。この障害への理解を深めることも重要なテーマです。
募集要項の詳細
各部門において、障害への理解や思いやりがしっかりと伝わる作品が求められます。作品にはテーマが明確に表現されることが重要で、「ヘルプマーク部門」ではその形を保持しつつ、適切なサイズ比を保った作品が必要です。また、作品は個人のもので未発表のものであることが条件です。
- - 応募資格:和歌山市に住む方、または通勤・通学している方
- - 応募期間:令和7年9月1日から11月5日まで(必着)
- - 応募方法:作品裏に申込用紙を貼り、郵送または持参。
各部門の賞について
ヘルプマーク部門
- - 市長賞:1点
- - 優秀賞(一般の部):1点
- - 優秀賞(中学生以下の部):1点
- - 特別賞:1点
- - 佳作:数点
肢体障害者への配慮部門
- - 市長賞:1点
- - 優秀賞(一般の部):1点
- - 優秀賞(中学生以下の部):1点
- - 特別賞:1点
- - 佳作:数点
応募された作品は返却されないため、あらかじめご了承ください。さらに、各応募者の個人情報はコンクールの目的のみに使用されます。
まとめ
このコンクールは、障害への理解を深め、地域社会全体で支えあう姿勢を育む良い機会です。和歌山市の市民が一丸となり、障害者を取り巻く環境をより良好なものにするために、ぜひ皆さんも参加してみてください。ポスターを通じて、あなたの思いを表現し、障害への理解を広める手助けをしていきましょう。