日本コカ・コーラ守山工場が水資源管理の国際認証を取得
日本コカ・コーラ株式会社は、滋賀県守山市にある守山工場が、国際的な水資源の管理と利用に関する認証「AWS」(Alliance for Water Stewardship)のコア認証を取得したことを発表しました。この認証は、国内のコカ・コーラシステムでは山梨県の白州工場に次ぐ2件目の取得となります。
AWS認証とは?
AWSは、世界自然保護基金(WWF)やThe Nature Conservancy(TNC)などのNGOと企業が共同で設立した団体であり、世界中の工場からの持続可能な水利用を促進する目的を持っています。この認証は、水資源の保全や管理の責任を重視し、地球規模での水のサステナビリティをリードしています。
守山工場の取り組み
守山工場がAWS認証を取得した背景には、様々な努力があります。具体的には、工場周辺の行政や地域との連携、全世界で共通の品質管理システム「KORE」に基づく水質管理、森林整備による水資源の保護が評価されたのです。これにより、持続可能な地域への貢献が認められました。
さらに、守山工場は、2024年には滋賀県湖南市の夏見生産森林組合とパートナーシップを結び、森林保全活動に取り組む「琵琶湖森林づくりパートナー協定」を締結しました。この協定により、日本コカ・コーラシステムの各工場でも、地域との協働による水源涵養活動が進められる体制が整いました。
日本での取り組みの深化
今後、日本コカ・コーラはウォータースチュワードシップを広げていくために、2025年には「ジャパン・ウォータースチュワードシップ(JWS)」に参加するとのことです。この団体には複数のステークホルダーが参加し、日本国内での水資源に対する意識を高めていく取り組みが進められます。
まとめ
守山工場のAWS認証取得は、持続可能な水利用と地域貢献のための重要な一歩を示しています。これからも日本コカ・コーラは、環境保護や地域との共存を目指して、様々な活動を推進していく予定です。詳細な取り組みについては、日本コカ・コーラのウェブサイトをチェックしてください。
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