食の未来を発信する特別イベント『FUTURE EAT JOURNEY』
2025年10月4日(土)と5日(日)の2日間、和歌山県白浜町にあるアドベンチャーワールドで、特別イベント『FUTURE EAT JOURNEY 〜食の冒険、命の設計。ここからはじまる、みらい食〜』が開催されます。このイベントは、株式会社三嶋フーズと一般社団法人mogmog engineが共催し、訪れた人々が「みらい食」と呼ばれる新しい食の概念に触れて、その可能性を体験する絶好の機会です。
みらい食とは?
“みらい食”とは、食べることが難しい高齢者や障がいのある方、病気を抱える方々が「食べたいのに食べられない」という壁を乗り越えるための新たな食文化です。この考え方は、特別な人々のためではなく、誰もが共有できる「やさしさの設計」の食を指します。具体的には、嚥下食、離乳食、介護食、回復食、宇宙食など、多様なニーズに応じた食事を展開し、誰もが一緒に食べたくなるような体験を提供します。
イベントの見どころ
トークセッション
イベントでは、食の専門家たちが集まり、未来の食についての見解を交わすトークセッションも行われます。参加者は、三嶋フーズの三嶋隆夫氏や、mogmog engineの加藤さくら氏、竹あかり演出家の池田親生氏、アドベンチャーワールドの副園長である中尾建子氏による議論を聞きながら、新しい食の理解を深めることができます。
ワークショップ
事前予約制のワークショップでは、竹あかりを制作する体験や、みらい食を取り入れた特製スムージー作りの実施があります。各プログラムは、日程が異なり、参加者は実際の料理体験を通じて楽しく学ぶことができるチャンスです。
みらい食試食会
イベントでは、様々なライフステージに寄り添う“みらい食”を体験できる試食プログラムも用意されています。この試食会は、参加者が自由に参加でき、家族や友人と一緒に未来の食文化に触れる絶好の機会です。
プレミアム・アウトダイニング
さらに、特別な夜の演出として24名限定の招待制プレミアム・アウトダイニングも企画されています。ここでは、竹あかりの幻想的な演出の中、様々な“みらい食”をテーマにしたコース料理が楽しめます。料理の背景や開発にまつわるストーリーが開発者によって語られ、参加者は味覚だけでなく、心にも残る体験を得られます。
開催の背景と意義
アドベンチャーワールドが長年にわたり取り組んできたジャイアントパンダの保護活動から生まれた「パンダバンブーアート」がイベントの舞台として設定され、このアートが食文化の未来を考えるに相応しい象徴的な空間として機能します。この特別なイベントが、食の未来を切り拓く重要な一歩となることが期待されています。
まとめ
『FUTURE EAT JOURNEY』は、ただのイベントではなく、未来の食文化を築くための重要な提案です。新しい食の在り方を考え、実践することで、より多くの人々が美味しく、楽しく食を楽しむ未来へと繋がることでしょう。この貴重な機会を、ぜひお見逃しなく!