新パッケージデザインにリニューアル!
和歌山県伊都郡かつらぎ町に本社を構える築野食品工業株式会社は、製菓・製パン用のこめ油「Pâtisserie&Boulangerie Oil(P&Bオイル)」の新しいパッケージデザインを発表しました。2025年2月製造分から順次新ラベルデザインを導入しますが、JANコードや販売価格に変更はありません。
P&Bオイルの特徴
P&Bオイルは、築野食品独自の製法によって米ぬかに含まれる「γ-オリザノール」が豊富に含まれており、製菓や製パンの仕上がりに独自の魅力を加えます。特に乳化作用があるため、生地をきめ細かく仕上げ、しっとりとした食感を実現します。また、加熱することでγ-オリザノールがバニラの香りの成分「バニリン」に分解され、焼き上がり時に甘い香りが広がるという特長も持っています。製菓、製パンのみならず、ドレッシングなど日常の料理にも活用できる多用途な油です。
資源循環への取り組み
築野食品工業は、精米時の副産物である米ぬかを有効に活用することにより、さまざまな分野(食品、化学、医療、化粧品など)での高付加価値商品開発に取り組んでいます。彼らは米ぬかを100%活用し、持続可能な食文化を支えることを目指しています。特にSDGs(持続可能な開発目標)に向けた取り組みを積極的に進め、地球や生産者、消費者との良好な循環を実現しようとしているのです。
企業の歴史と未来
築野食品工業は昭和22年に設立され、長年に渡ってこめ油の高品質な製造を行ってきました。米ぬかに秘密があると考え、その可能性を追求しています。さらに、彼らは製品の品質を保証するために特許を取得しており、特にP&Bオイルに含まれるγ-オリザノールの乳化性については特許番号6629395を有することから、その科学的裏付けも強固です。これからも築野食品工業は、和歌山が誇る資源を大切にし、地域の発展へ貢献していくことでしょう。
まとめ
築野食品工業がリニューアルしたP&Bオイルの新パッケージは、ただの見た目の変更にとどまらず、より良い製品作りへの意気込みを示すものとなっています。多機能を兼ね備えたこめ油、P&Bオイルを使って、家族や友人とともに素晴らしい手作りの作品を楽しむことができます。ぜひ新しいデザインのP&Bオイルを手に取り、さまざまなお料理に活用してみてください。