アイスやかき氷、夏のフードトレンドを探る調査結果とは

夏の定番：アイスと、かき氷の美味しさ

暑い季節がやってくると、アイスクリームやかき氷は誰もが楽しみにする食べ物です。特に夏場に入ると、冷たいもので涼を感じたくなるデータも多く、消費者の嗜好や購入行動について調査が実施されました。その結果、興味深い傾向が浮かび上がりました。

アイスとシニア層のかき氷人気

この調査を実施した株式会社mitorizによると、夏にアイスやかき氷を食べる頻度は「週に2～3回」が最も多く、72.3%の人が週1回以上は楽しんでいるとのこと。特に、20代ではアイスクリームの人気が高いものの、年齢が上がるにつれてかき氷の人気が増加する傾向があります。60代以上になると、かき氷を好む割合は大きく上昇し、季節ごとの嗜好による変化が感じられます。

食欲をそそる瞬間

皆さんがアイスやかき氷を欲しくなるタイミングとしては、「気温が高く、暑いと感じたとき」が53.6%を占めました。特にこの傾向はシニア層に顕著で、彼らは暑さを感じた瞬間に冷たい甘味を求める様子が伺えます。他にも「食後のデザートとして」や「気分転換として」が続き、アイスやかき氷は季節に限らず食べられているようです。

購入時の重視ポイント

続いて、アイスやかき氷を選ぶ際に重視されるポイントについての調査も興味深いものがありました。「味」が68.4%で最も多く、次いで「価格」が58.8%となりました。この結果から、消費者はまず美味しさを重視し、次に価格を考える傾向があることがわかります。年齢が上がるにつれて、この重視ポイントも「価格」から「味」へとシフトしていくようです。

価格に関する意識

さて、気になるアイスやかき氷の価格帯ですが、コンビニやスーパーでのアイスは200円未満が相場だと7割以上が考えています。それに対し、外食のかき氷は人によって許容価格の幅が大きく、「1,000円以上」のかき氷に対して高い志向を持つ世代もいます。

20代以下では「1,000円以上」を許容する割合が高く、彼らは外食でのかき氷に一定の付加価値を見出しているようです。一方、外でかき氷を食べないという回答者も少なくない様子が見受けられ、彼らは愛するフードを選ぶ際の基準が明確にバラついていることを示しています。